施術法ガイド
あご
あごの整形では、一般的には、後退したあごを前方に出す治療が最も多くなります。
方法としては、プロテーゼ(シリコン樹脂)を挿入する方法、ヒアルロン酸注射、場合によっては二重あごの脂肪吸引になります。
また反対に、前に突き出したあごを引っ込める方法に関しては“骨切り”というものがありますが、現在はあまり行われておらず、どちらかというと歯科矯正に頼る部分が多いです。あごは、鼻、口、あごのラインが一直線に結ばれている状態が理想です。
あごの整形
■プロテーゼを挿入する方法
口腔内、唇の裏側ちょうど前歯が当たる辺りを切開し、ここからプロテーゼという、半永久的に使用できるシリコン樹脂でできた人工軟骨を挿入します。
プロテーゼの大きさは個人差がありますので、状態により微調整を行った後に挿入します。あごのライン、特に横から見た場合後退しているあごですと、唇が前に突出しているように見えることがありますが、プロテーゼを挿入することにより、このラインを修正できます。
手術後の状態がどのようになるのか、とても気になるところですが、そのためにシミュレーターを用意しているクリニックなどもあります。そうでなくとも、プロテーゼの形を念入りに選び、合うサイズに削り、入念なカウンセリングを行うことが大切です。
どの手術でも同じですが、内出血、感染、化膿の心配はあります。
■ヒアルロン酸注入による方法
保湿効果が非常に高いヒアルロン酸を使い、あごを前方に出します。鶏のとさかなどから取れる、このヒアルロン酸は、人間の体にもともとあるもので体への害は全くありません。
方法としては、あごを突出させたい部分の皮膚側から注射で注入します。
注射で行うため、メスを使わず、体への負担も最小限で済むことが大きなメリットです。また、治療時間が短く、また少しずつ変化を見ながら注入し、量の調整もできます。注入されたヒアルロン酸はしばらくの間、その位置に留まり、あごを突出させてくれるという仕組みです。
ただし、プロテーゼのように物質を埋める方法とは違うため、あまり大きな変化は望めません。あごのラインの修正が少なめを希望している方に適しているといえるでしょう。
気軽に取り組めるという面ではメリットでもあり、確実なフェイスラインの変化を望みたい方にはデメリットでもあることとしては、“時間とともに吸収される”という点があります。そのたびに、再注入が必要になります。ヒアルロン酸1本(1cc)の相場は大体10万円程度、(あごを突出させるためには1~2cc程度必要)人によって個人差はありますが、この1本で8ヶ月~1年くらい保つことができます。急にしぼんでしまうわけではなく、段々と吸収されていくため、不自然さはありません。



